怒濤の今日が穏やかに終わってく
腐っても捨てられないのは
美味しかったのを覚えてるから


一瞬でも幸せと感じたそのことに
甘くてとろけそうなその味に
引き込まれて溺れて
今はこんなにもズタズタだけど
人生が大きく溢れだしたのは確かだった


笑った顔よりも困った顔が多くなって
最後は悲しい顔しか見なくなった



ぼくにできるのは
何も知らないふりをすること
隠された事実なら
ぼくは絶対に見つけたりしないからね
安心してね



感じるようになったのも
寒さがやってきてから
車の暖房にやられて
ふらふらする頭で考えた
ぼくは幸せなんだ


君は毎日を薄く生きてるつもりだけど
そうでもないんだ
目的と障害に囲まれて
違和感を抑えつけながら
ケラケラ笑ってる
嘘だとしても君は素直だ


欲求は満たせたか？
殴りたいやつはいるのか？
泣いてみたのはどうして？
なぜ、怒ったの？
なぜ、それを選ぶの？


全部知りたいよ
全部全部ぼくのものにしたいんだ
だいすきなんだ