読書メモ・「キス×デス」…叶恭弘らしさの全然感じられないエセ叶作品。原作者は別人か? 〈ジャンプ+〉
かなり前から読んではいたのだが、
完結してコミックス最終7巻が発売されたようなので、
地雷作品避けのためのアナウンスとしてこの記事を書く。
■キス×デス
作者:叶 恭弘(「プリティフェイス」「エム×ゼロ」など)
連載媒体:ジャンプ+
この前完結
全7巻
7巻は6/4発売らしい
SF風味の高校生お色気ファンタジーバトル
ジャンルだけはいつもの叶作品
話がつまらない
主人公の造形が叶作品の主人公らしくない
騒動の元凶にして主人公のパートナーであるメーティスが
毎回無策で危険に飛び込んでは主人公を危険に晒すks
そのくせ自分の落ち度を自覚も反省も改善する気も見せず偉そう
この作者の売りの一つであるエロもいい加減
とにかくつまらない
このシナリオを描いているのは叶氏ではないと思う
キャラクターたちの言動にも作品テーマにも、
これ以外の叶氏の作品群に共通するこの作家の特徴が全然見られない
叶氏にも事情があるのかもしれないが、
こんなものを氏の名前で出すのはある意味、
叶氏の作品だと思って楽しみに読み、金を出して買う
多くの固定ファンをはじめとした読者たちに対する詐欺というか裏切りに近い所業ではないかと思う
ファンが読みたいのは、
叶氏が絵だけを描いた駄作ではなく
叶氏の手になる世界観やテーマやキャラ造形で描かれた物語だ
65点
叶氏の絵とおざなりなエロ以外に見るべきものはない
がっかりだ
:キス×デス…叶恭弘らしさの全然感じられないエセ叶作品。原作者は別人か?