最近のサンデー 地雷作品を避けるための情報…天翔のクアドラブル、サイケまたしても
【辛口注意】
・天翔のクアドラブル
打ち切り。この前最終4巻が出た
天翔とはいっても空は飛ばないし何がクアドラプル(4つ)なのかもわからない
後で調べたところによるとそれなりに理由はあったようだが、
フィギュアスケートで最近耳にしたクアドラプルという単語を使ってみたかっただけというのが根本的な真相ではないのかと思う
筆者は本誌で途中から読み始めたが、
どうしてキリシタンの少年使節が怪物と戦闘しているのかわからないし、
ネットで情報収集したところによると主人公が4人いたらしいが、
全員のキャラデザが酷似していて見分けがつかない
ついでに2ちゃんねる作品スレの信者たちは選民意識が激しく攻撃的で、不快
何を褒めたらいいのかわからない残念すぎる作品
打ち切られるべくして打ち切られたと思う
ちなみにタイトルはクアドラプルではなくクアドラ「ブ」ルだそうだ
主人公が4人(クアドラプルは「4」という意味)いることと、
作中人物たちの特殊能力(ablity, -able)を組み合わせた作者の造語らしい
空も翔ばないのに「天翔」と名乗っているのは、
元ネタの天正少年使節団と同音のパロディだそうだ
こういった読者に理解されない自己満足な言葉遊びを
作品タイトルという極めて重要なところでしてしまうセンスの悪さといい
何もかも残念すぎる
(覚えにくいし、大多数の読者はおそらく「クアドラ"プ"ル」で検索するので、
「クアドラ"ブ"ル」では書店などの在庫検索でもヒットしない
このように一般的ではない造語をタイトルに使うことには大きなデメリットがある
売れている作品はみんな覚えやすいタイトルを付けているし
メジャーな漫画誌はどれも、誰もが知っている極めて一般的な単語を誌名にしている)
・サイケまたしても
地雷ではないが、「たまにはサンデーを読んでみようかな」という人向けの情報なので、ついでに触れておく
「うえきの法則」の福地翼の新作
つまらなくはない
それなりに読めるが、コメディリリーフがなく重い展開が続くため、息が詰まる
筆者はこれや「キムンカムイ」のようにシリアス展開続きで
息抜き回がない作品は読んでいて辛いと感じるので、これも辛い
この作家の過去作はもっと軽く読めたのだが