ゴールデンカムイ ネタバレ感想メモ(1) 165話/週刊ヤングジャンプ2018年31号
ゴールデンカムイ 165話/ヤングジャンプ2018年31号
【ネタバレ】
本誌ネタバレ
引き続き悪夢を見ている尾形
過去回想
弟(勇作)と尾形
眩しい光は、闇が存在することを許さない
勇作は光
罪悪感を覚える人間らしい心を持っていない尾形は闇
先週に引き続き、勇作に罪を犯せとそそのかす尾形
勇作は純潔
汚れない清らかな存在
旗手
人々の"希望"となる存在
一方、尾形については
「"災厄"を為す」との文言が
この前のスナイパー対決回の扉アオリにあった
対照的な両者
勇作に罪を犯せとそそのかす尾形
先週の罪は女犯
今週は殺人
まるでイブに禁じられた木の実を食べて罪を犯せと誘惑する蛇だ
聖書では、蛇=悪魔
しかし頑として罪を犯すことを拒む勇作
あくまでも汚れなき存在
「人を殺して罪悪感を微塵も感じない人間がこの世にいて良いはずがないのです」
汚れを知らないからこそ出てきたこの言葉で、
勇作は期せずして尾形の地雷を踏んでしまった
人を殺して罪悪感を微塵も感じない人間=尾形
尾形はこの世にいて良いはずがない
存在そのものの強烈な否定
光は、影が存在することを許さない
勇作は光
尾形は闇
漆黒の闇のように真っ黒な尾形の瞳
殺すなという鶴見の命令に背いて勇作を撃つ尾形
何らかの強い感情が尾形を動かした
おそらく何百何十回目かの罪(殺人)を犯した尾形と、清らかなまま死ぬ勇作の目が合う
怒りも憎しみも見せず
ただ自分を撃った尾形を見る勇作
尾形の心境はおそらく
キレイダナア…
ナンデ ワレハ アアジャナイ…
ナンデ ワレハ ニゴッテイル…!?
(※「うしおととら」白面の者の独白)
なのか
目が覚める尾形
そこにいるのは
汚れなく輝く希望、アシリパ
このページのハシラ「眼前に重なる…過去と未来。」
重なるのは勇作とアシリパ
汚れなき希望
過去…勇作を殺した
未来…アシリパも殺す?
大変に不穏な予感を抱かせて次回へ
2018/7/5 Thu
ゴールデンカムイ アオリ 163話/29号、スナイパー尾形とマタギ谷垣・二瓶の銃を撃つことに対する意識の違い
163話 29号
1ページ目:慎重な者だけが、災いを為す。
ラスト:遺体のように、案山子(かかし)のように、
ただ…ただ、待っていた。
予告:次号、勃起!…とはいわない。
※
「勃起!…とはいわない」のは、尾形またはヴァシリだと思われる。
尾形は人間の敵を殲滅するのが身上のスナイパー、
二瓶や谷垣は山で獣を狩って生きるマタギ。
ともに猟師ではあるが、二者のアイデンティティはこのように異なる。
スナイパーである尾形は、ウィルタに同行したトナカイ狩りでトナカイの群れを全滅させた。
それは、戦場では敵兵を撃ち漏らすことが自分の死に繋がるから。
しかし、猟師である二瓶や谷垣が同じ状況にあったら、群れを殲滅することはなかった、と思う。
人間の敵兵と異なり、人間を積極的に襲うわけではない動物相手にそうする必要はないし、
群れを全滅させたら、その後は狩るべき対象がいなくなり、自分たちが困るから。
生業として獣を撃つマタギである二瓶や谷垣は、狩りを自分と獣との勝負だと考えていて、狩りそのものや銃を撃つ行為に際して「勃起!」と言う。
また、アイヌの男として狩りを生業にするようになるであろうチカパシも、彼らの精神を受け継ぎつつある。
しかし、スナイパーである尾形(やヴァシリ)にとっては、銃で"獲物"を撃つという行為がマタギとは違う意味を持つ。
猟師のそれとは異なる。
だから尾形(やヴァシリ)は「勃起!」と言わない、のだろう。
2018/6/24 Sun
ゴールデンカムイ160話/ヤングジャンプ2018年26号
相変わらず尾形すごい
しかし群れを殲滅するのはサイコパス感
または彼が猟師ではなくスナイパーだからこうなのか
動物相手の狩りではなく人間相手の戦闘なら、
敵兵を全滅させないと自分たちが危険になる
白石、まだバター作り中なのに道具を舐めるなw
アシリパ久しぶり
アシリパの変顔も久しぶり
ヒンナヒンナ久しぶり
やはりアシリパに餌付けされてる尾形
登場人物同士やモブたちとの会話が繰り返し描かれると
白石のコミュ力の高さが際立つ
チシポ…サトル、このシーン狙ってるよな?w
銃撃された
尾形「アシリパ伏せろ」
呼び捨て、命令、保護
尾形は冒頭でもアシリパを自分の外套の裾に入れてる
尾形は自分の気持ちをどこまで自覚してるかわからないが
やはり尾形はアシリパを母のように慕っていて
自分のものにしたいという意識があるのではないか
アシリパを保護するような行動はそこからくるものではないか
2018/6/1 Fri