サマータイムレンダ 23話(4) 〈田中靖規、ジャンプ+〉
林の中での会話
ひづると銀次郎は今回に似た「影」の事件を経験しているらしい
ひづる「…違うな?私の知っている影とは……!!
銀次郎「ああ、ちゃうな…14年前とはな…
14年前の事件では
「影を生み出す影」は存在しなかったらしい
2018/5/18 Fri
考察・関西の方言「〜さけ」「〜すけ」の由来 (サマータイムレンダ23話)
関西の方言で「〜さけ」「〜すけ」というものがある
これの由来について
サマータイムレンダ23話で使われているのを目にして思い付いた仮説がある
サマータイムレンダの舞台となっている島は、和歌山県友ヶ島がモデルらしい
サマータイムレンダ23話で銀次郎が「せやさけ」と言っている
「せやさけ」=大阪弁の「せやさかい」か?
音が近い
「〜さかい」は標準語にすると「〜ですから」だ
「〜さけ」「〜すけ」もこれと同語源かもしれない
2018/5/18 Fri
サマータイムレンダ 23話(3) 〈田中靖規、ジャンプ+〉
ひづるの推理
推理を語る後半で「……」が次第に多くなる
銀次郎「泣いてんのか?」
震えるほど泣いているひづる
朝子とは親しい関係だったのか
葬儀で朝子の影と会話したシーンではほとんど感情が表れず、
いたってクールな態度に見えたが、
このキャラは感情が表に出にくいだけで、
心の中では他者への親愛や義憤といった人間らしい感情を持っている
銀次郎もひづるに対して父親・保護者的な態度を取っている
「情報弱者めっ…!!
この語彙。このキャラは2ちゃんねるにいそうだ
「"あなた"に頼みたい事がある
※""は筆者による
ひづるは銀次郎に乱暴な言動をするが、こう呼ぶ
ひづるは銀次郎に敬意を払っている
2018/5/18 Fri
サマータイムレンダ 23話(2) 〈田中靖規、ジャンプ+〉
「影が…!
このコマではひづるの爪先が外側に開いている
普通の女性はやや内股にする
マンガ的な表現では、女性キャラで足・爪先を開くのは活発で活動的・アクティブなキャラ
ひづるはアクティブで、ちょっと普通じゃない人
こんなことまで絵だけで表現できるようになった作者
表現力が上がったなぁ
「許せん…!!
「朝子の姿で…アランや潮を…どれだけ侮辱するつもりか!!
破天荒な行動、荒っぽい口調、真顔が多く表情が乏しいこと、
一般的な感覚からはズレた言動などのためにわかりにくいが
実は心の中でこんなにも怒っているひづる
正義感が強い
根津銀次郎
帽子、片目眼帯の爺ちゃん
猟師
どこかの林の中で会話しているひづると銀次郎
ひづるは太い木の枝に逆さにぶら下がって会話している
スーツ姿で木に登る→アクティブ
逆さにぶら下がる→普通じゃない、変わった人
逆さにぶら下がる→無防備な体勢。
例えば銀次郎が敵だった場合、この体勢では襲われたら即応できない
こんな体勢で会話するひづるは銀次郎を信頼している
重力に引かれて逆さにゆっさり垂れるひづるの胸がけしからん
2018/5/18 Fri
サマータイムレンダ 23話(1) 〈田中靖規、ジャンプ+〉
サマータイムレンダ
田中靖規
ジャンプ+
23話
ひづるにスポットライト
小舟 潮の葬儀に乱入して棺を開けるひづる
「離せボケ!!
破天荒で言動が過激
エロ警官
「アランさん、このHカッ…いやこの女性と知り合いスか!!?
ぜっ…ぜひに紹介してくださいっ!!
ひづる
「ふざけるなゴミが!!
私はHカップじゃない…Gカップだ!!
アラン「そこなん!!?」
大きく誤解されて、小さい方に訂正する
ちょっと変わった人だ
空気を読まない
正確性を重視する
今週の後半で見せる正義感
アスペルガーっぽいキャラだ
アランはひづるの保護者的な態度を取ってる
小早川朝子(小早川しおりの母。旧姓 磯兼)と一緒にいるおばちゃん(汐見 静?)は浦沢直樹作品にいそう
朝子「元気にしてたん?」
ひづる「元気の定義にもよるが…私の心臓は動いているよ」
またズレた返答
ずっと真顔だし、このキャラはつくづくアスペルガーっぽい
2018/5/18 Fri
さばいさんインザブッシュ 感想(1)/ヤングジャンプ24号/シンマンGP2018 〈読み切り〉
さばいさんインザブッシュ
週刊ヤングジャンプ24号 5/17発売
シンマンGP2018(第4回)
エントリーNo.2
作者:成田しがお
クロコダイルダンディーの女子高生版か
微エロをちょいちょい入れてるのは評価ポイント
半裸の女性のグラビアやクノイチノイチが載り、
エロさえあれば読者の支持がいくらか増えるという特徴があるヤング誌では
エロを入れられることは重要
2018/5/18 Fri
ローローリップ 感想(2)/ヤングジャンプ23号/シンマンGP2018 〈読み切り〉
全部読んでも世界の全体像についてわからないところが多すぎる
意図的に伏せてあるのだろう
枝葉を削ぎ落として読み切りとしての作品の完成度を高めるためではなく、
作者の中にはしっかりした設定があるけど連載を睨んで出し惜しみしている印象
そういうところから、読み切りというより連載のプロトタイプっぽさを感じる
長年の現状として、読み切りは実質的に連載の叩き台だし
新人作家は連載を獲得するために必死だから仕方ないのかもしれないけど
こちらとしては物語の切れ端じゃなくて読み切りを、
つまり1話である程度完結しているものを読みたい
読者と読み切りを描く新人たちとのミスマッチ
これはメジャー商業誌共通の構造的な問題だと思う
80点
※新人の読み切りとしては、の評価
タイトルも世界観もいまいちわからない点が多いけど
画力、キャラたちの内面・外見の造形力、構成など
漫画を描く能力は全体的にそれなりに高そうだ
2018/5/18 Fri
ローローリップ 感想(1)/ヤングジャンプ23号/シンマンGP2018 〈読み切り〉
ローローリップ
週刊ヤングジャンプ23号 5/10発売
シンマンGP2018(第4回)
エントリーNo.1
タイトルの意味がわかりにくい
ローローは舞台となってる街(瓏瓏街)の名前からだろうけど
リップは?
lip、rip、R.I.P.
どれも違いそうだ
全部読んでもタイトルの意味がわからず消化不良感が残る。マイナス点
中身は中華風なのにタイトルが英語風でミスマッチを感じる
マイナス点
2018/5/18 Fri
動物のお医者さん
動物のお医者さん
完結
20年くらい前の作品
北大獣医学部の大学生たちの日々と、動物との触れ合い
職業学園もの、青春、ほのぼの、コメディ、群像劇、動物
今どきの読者の方には「銀の匙」(荒川 弘)と似たジャンルと説明した方がいいかも
少女マンガだが、リアルタイム世代を中心に男女問わず支持が厚い
男女問わず読まれ、今でも40代以上やマンガ好きな人と話すと作中のネタが話題に上る、現代の古典
2018/5/18 Fri
T:2 Y:2 TOTAL:1539
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