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小さな炎

2012/10/26|カテゴリー:鉄道にまつわる怖い話|comment:2件

156 :本当にあった怖い名無し[sage] : 投稿日:2011/10/30 23:16:04ID:rTPaCb610[1/1]
もう20年以上前、当時世田谷に住んでて
その日は12月の冷え込んだ夜、深夜2時とか3時だった。
友達の家からの帰り、しんとした住宅街をひとり歩いてて
世田谷線の踏切に差し掛かった。
横断しようと、ふと線路の方を見ると、
暗闇にぼぉっと炎が見える。小さな炎がゆらゆらと
真っ暗な線路沿いにいくつも揺らめいている。
まるで何かを待っているように。
初めて見る光景で、それは妖しく不気味に見えた。
次の瞬間、けたたましく警報が鳴り始めた。
心臓が止まりそうになった。
終電なんかとっくに終わってる時間なのに。
回送だって走る時間じゃない。
でも警報は鳴り続け遮断機まで降りてくる。
そして空っぽの車両が走ってきた。
あの妖しい炎に向かって。
後ろも振り返らないで走って家に帰った。
あの炎は列車事故で亡くなった人の魂なのか。
人の寝静まった深夜に列車が迎えに来るのか。
そんなこと考えながら布団にくるまった。
後日、知り合いのタクシー運転手にその話をしたら笑われた
「線路が寒さで凍らないように、ポイントとか継ぎ目に火を焚いてるんだよ。
空列車走らせるのも、凍結防止だよ」ってさ。
今でもそんな事やってんのかな。

157 :本当にあった怖い名無し[sage] : 投稿日:2011/10/31 01:24:23ID:Xe1w5PjR0[1/1]
>>156
やってるよ。カンテラってのを入れてポイントの可動部を温める。
最近じゃヒーター常設してるポイントもあるけど、冬しか使わない装置を大量に設置するのも金掛かるからね。
たまに「線路が燃えてる!」って通報が入って状況と場所聞いたらポイントだった…なんて事も。

ちなみに継ぎ目に火を入れる事はしない。
線路も伸縮しますんで、異常伸縮したりすると脱線の危険もあるから。

158 :本当にあった怖い名無し[sage] : 投稿日:2011/10/31 21:34:08ID:nvncaS9U0[1/1]
>>156
何年か前、真冬の草津駅付近の線路で火焚いてたよ。
空列車は知らないけど。
原油高騰した年から見かけなくなった。
1 : 本当にあった怖い名無し : 2012-10-27 18:55
幽霊列車を期待していたんだが…orz
2 : 本当にあった怖い名無し : 2012-11-14 19:57
俺は2年くらい前に似たようなの昼前に見たわ。電車の中からだけど。
昼間でもやってるもんなのかね
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