サイト内記事検索

スポンサーサイト

2024/4/24|カテゴリー:家系|comment:



この広告は30日以上更新がないブログに表示されます。

人柱 「家の存続」 1

2012/12/8|カテゴリー:家系|comment:0件

157: 本当にあった怖い名無し 2012/11/14(水) 12:14:48.41 ID:pKaiE3qJ0
人柱とかそんな話ならウチにもあった。もっとも、血のつながっていない人だけどね。
もう7年くらい前なんだけど、俺が高校に入ってすぐの夏に聞いた話。

とりあえずここ前置きなので、飛ばし読みしていい。
俺の父親は、三男の次男で、特に継ぐモノも無いので都会に出てきた口なわけだが、実家の実家、本家に当たる家は結構歴史ある家らしい。
祖父も三男坊なので本家には生涯で数回行ったかどうかってレベルだったけど、高校の頃の俺は、王室だの皇室だのの話に凝り出して、そこからあらゆる家の「家系図」を知りたがる家系図マニアと化していた。
当然、親父の家の血筋がそんなんなら、一度は知ってみたいと興味を持っていた。

中学生最後の年の正月にも父の実家に里帰りしていたのだが、その時は父方実家の墓を見ただけ。
墓はその年の十数年前に現地に移動したモノで、その時に以前の名が消されてしまったのか、本家のでかい墓からも、俺の高々祖父(ひぃひぃひぃじいさん)より上の名前は記載されておらず。
その時親父から、俺の曽祖父に当たる人が40代を前にして死んだこと、翌年に曽祖父の叔父(つまり祖父の大叔父、高祖父の弟)が亡くなり、子供がいなかったので、祖父がその家を継いだことなども聞いたが、
高々祖父以前の名前についてはよく知らないとのことだった。

俺の受験も終わり、翌年の夏は、久々に盆の時期にも父方の実家に帰ることとなり、俺は今度こそ家の謎を明かしてやると(無駄に)意気込んでいた。
そんな中、本家の長男の長男に当たる人(俺のハトコで、本家の次々代の跡取り)に長男が生まれたそうで、皆本家に集まれとの号令が下ったらしい。
なんでも、本家にまだ存命だったひいばぁちゃん(その時既に100歳だったかと思う)にとっては玄孫に当たるため、とてもめでたいと、親戚一同全員に召集かけたんだそう。
本家の中を捜索したら、古い家系図も見つかるかも!とやはり無駄にワクワクしていた俺は、その日を本当に楽しみに待っていた。

幼少期に蛇が憑いた

2012/11/20|カテゴリー:家系|comment:0件

874 :1/4:2011/09/19(月) 12:31:12.53 ID:7onvNleiO
ちょっと長いですが、去年の話です。

大昔から白い蛇が住み着く実家の影響で、幼少期に蛇が憑いた。
ばぁちゃんの「20歳を迎えたら自然と離れる」と言う言葉を信じて、嫌な思いをしたり助けられたりしながら上手く付き合って来た。
が、23歳になっても離れる気配がなく、ばぁちゃんに祓って貰おうと思った矢先に、事故にあい左足首骨折。
忙しいばぁちゃんの都合と私の都合が合うのが、退院してから1ヶ月後先。
しかし、退院してから2週間でマンションの階段から落ちて肋骨にヒビが入った。
この時、誰かに後ろから押された感覚があった。

875 :2/4:2011/09/19(月) 12:33:26.71 ID:7onvNleiO
怖くなって、私は約束より早かったが実家へ行った。
母親が私を見た瞬間、真っ青な顔になってばぁちゃんを呼びに行って、わけが分からないまま飛んできたばぁちゃんに思いっ切りビンタされた。
ばぁちゃん曰く、私の顔に大蛇の顔が重なっていたらしい。

すぐに奥の部屋に連れて行かれて、お祓いをやっているばぁちゃんの兄弟やいとこを集めてくれた。

スイカ

2012/11/5|カテゴリー:家系|comment:9件

942本当にあった怖い名無し:2012/08/06(月) 18:17:03.45 ID:2lP+YgFa0
今から十年くらい前、お盆に家族で東北の実家へ帰省したときの話
そのころ両親はまだ健在で、俺の妹の一家といっしょにスイカ栽培農家をやってた
雇い人を何人か入れてけっこう大規模だった
俺は女房と小学生の息子と娘を連れて車で里帰りして、
着いてすぐ座敷でビールを飲んでた

実家は典型的な古い農家の作りで、井戸もあった
エアコンはつけてないが、縁側の戸を全部開け放っていれば風が通ってけっこう涼しかった
ばあちゃん(俺の母親)が、その井戸で今年のスイカを冷やしてるからと言ったんで
息子が「取ってくるよ」と言って庭に出て行った
そしてでかいスイカを抱えて入ってくるのが見えたんで女房に、
「あいつ一人じゃ危ないからお前いって切り分けてこいよ」と言った

それで二人で台所でスイカを切ろうとする声がしてたんだが、突然
「うわわわっ」「きゃー何これ」という悲鳴が重なって聞こえた
俺が「何やってんだ」と言いながらいってのぞいてみたら、
息子は床に尻餅をついてへたりこんでいるし、
女房は包丁を持ったまま壁まで後ずさって震えてる
「何だ、どうしたんだ」と聞くと
女房が「・・・スイカ、スイカを切ったらちょうが飛び出してきた・・・」と答える
俺がまな板の上を見ると、二つに割られたよく熟れたただのスイカがあるだけなんだ

943 :本当にあった怖い名無し:2012/08/06(月) 18:17:49.71 ID:2lP+YgFa0
「チョウチョが入ってるなんてありえないだろ」とスイカを手にとってみながら言うと、
息子が「お父さん、チョウチョじゃなくて内臓の腸だよ、
スイカを切ったらでろーっとこぼれてきたんだ」
俺「んな、馬鹿な」と言って女房のほうを見ると、
顔を上下させて息子の言葉を肯定している

そのとき親父が台所に入ってきて
「ああ、それ、そのスイカは手違いだ 今べつのを用意するから」と言って
そのスイカを新聞紙でくるんで納戸のほうに持って行った
俺は女房らを落ち着かせて座敷に戻ると、しばらくして親父が戻ってきて、
「スマンかった、何かの間違いで食べられないスイカが混じってた」
俺が怪訝な顔をしていると親父は「子供らが怖がるから、夜、酒飲むときに話してやるよ」

944 :本当にあった怖い名無し:2012/08/06(月) 18:18:40.70 ID:2lP+YgFa0
で、こっからは親父の話
「お前がこの家にいた頃は、まだ米を作ってたから知らなかったのはしょうがない 
わざわざ言うまでもないと思ってたし
あの田んぼをつぶしてスイカ栽培に変えたんだが、
スイカは農協の指導もあって初めの年からよくできて、収入も米作よりよかった
それで土地を買って畑の面積を増やしていったんだよ

次の年、家族用のスイカを何個か残して出荷して、食べようとして割ったら、
中から人の歯が出てきたんだ
一本二本じゃなくて、上の歯、下の歯まるごとで、アゴの骨もついてた 
それを見たときは今日のお前たちみたいに腰を抜かしたが、
歯はすぐに消えてなくなって普通のスイカに戻ったが 
見間違いじゃないと思った

それでいろいろ調べたんだが、
割ると中から人の体の一部のように見えるものが出てくるのは、
下郷に通じる砂利の道をつぶして畑にした一画から獲れたものだけってことがわかった
・・・お前も思い当たることがあるだろ 小学校の社会の勉強でやってたじゃないか
戦争中に下郷の娘らが勤労奉仕に出てくる途中、
アメリカさんの機銃掃射でバラバラにされた場所だよな
このことがわかるまで三年かかった

945 :本当にあった怖い名無し:2012/08/06(月) 18:19:15.75 ID:2lP+YgFa0
どうして、そこにスイカの作付けするのをやめなかったかって?
いや、やめようとしたんだ で、小さいお社でも建てようかと
そうしたら夢に出てくるんだよ もんぺをはいた血まみれの娘さんたちが
今なら中学生の年頃だろう
それでスイカを植えるのはやめないでくれって言うんだ
そこで獲れたスイカは○○寺に奉納して供養してもらってほしい、って頼んでくるんだな
そうすれば少しずつ成仏できますって

それからはその区画で獲れたスイカは納戸に集めておいて、お盆の前日にお寺に持っていく
このことは住職にも話をしてある
いやスマンかった、子供らはそうとう驚いただろう ひどい間違いがあったんだよ
お前から何とかうまく話してやってくれ」

前の記事次の記事