@ABC
DEFG
1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/03/29(水) 11:11:17.25 ID:OI8qjTb20
24 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/03/29(水) 11:38:50.00 ID:OI8qjTb20
またはしり始めた
ブーンがこの2日間ではしった距離は
フルマラソンの距離を軽く越えていた
だが病的に鍛えられているブーンは
大して肉体的疲れを感じていない
だがただ走るだけというのは
精神的に辛かった
だがメロスのように走り続けた
次第に森の中に入っていった
上を見上げると
木漏れ日で葉がきれいな緑色に
輝いていた
ブーンはこんなところにも美しいものがあるのか
と思いながら走り続けた
25 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/03/29(水) 11:39:06.38 ID:OI8qjTb20
森は長い
恐らく2時間くらい走っただろうというあたりで
森を抜けることができた
すぐ前に道路がある
恐らくここを走っていれば街にでるだろう
( ^ω^)「街まで一直線だお」
ブーンは気合を入れて走り出す
森のときと比べて少しだけ走るペースが上がる
たが大して面白くない道を走るのは
やっぱり辛かった
( ^ω^)「もう、飽きたお。早く電車乗りたいお」
道のずっと向こうのほうに何か見える
あれが街だ・・・・・
そう信じてブーンは走り続けた
それからしばらくたつと
はっきりと街の形が見えてきた
ブーンのテンションがあがる
26 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/03/29(水) 11:39:27.01 ID:OI8qjTb20
( ^ω^)「もうちょっとだお」
一歩一歩街に近づいている
感覚が楽しくなってきた
この調子だと楽に
街まで走りきれるだろうと思った
日は暮れかかっていた
( ^ω^)「おっしゃー!街に着いた!」
ブーンは小声で喜んだ
もう完全に日は暮れていた
昨日と同じように
ホームレスの集まるところに移動する
そこで昨日と同じように新聞紙を布団にして
寝始めた
27 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/03/29(水) 11:40:07.66 ID:OI8qjTb20
( ^ω^)「おっし。駅を探すお。町の人に聞きたいけどやめとくお」
ブーンは自力で駅を探すことにした
地元の人に話しかけて
外国人だとバレたらまずい
帽子を深く被り歩き始める
今度の街は意外とボロボロの家や店が少ない
ブーンはGPSを出して
場所を調べた
up2.viploader.net
ちゃんと電車が走っているようだ
確実に電車に乗れると思うと
安心した
また駅を探し始めた
街のはずれに駅はあった
あまりきれいではなかったが
運行しているようだ
とりあえず駅の中に入っていった
29 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/03/29(水) 11:44:07.91 ID:OI8qjTb20
駅の中はすごかった
色々な荷物が積まれていた
だがいったいそれが何かは分からない
( ^ω^)「ちょwww荷物邪魔だお」
ブーンは荷物を避けながら電車に乗り込んだ
結構人は少なかったが
なぜか荷物ばかりが溢れている
恐らく座れないだろう
ブーンはそう思った
なのでなるべく人に見られないように
沢山ある荷物の影に立っていた
( ^ω^)「で、これはどこいきだお?」
見回しても表示パネルは見つからない
30 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/03/29(水) 11:52:47.89 ID:OI8qjTb20
( ^ω^)「しばらくしたらアナウスされるお」
ブーンは荷物に持たれて寝始めた
ガタンコトンとゆれる感じが心地いい
ブーンが気付いたときには夜になっていた
( ^ω^)「え・・・ちょ・・・いまどこだお?」
夜になっていて焦っていたところに
放送が入る
運転手「平壌につきました。降りる人は早く降りてください」
( ^ω^)「おkwww楽だったおwww」
31 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/03/29(水) 11:55:44.54 ID:OI8qjTb20
ブーンは軽快な足取りで電車を降りる
そのまま駅から出ずに
ホームレスと一緒に寝始めた
ブーンが起きると周りはホームレスが体操をしていた
きめえwwwと思いながら
駅を出る
大統領がいる場所は平壌の近くなので
平壌からは少し移動しなくてはならない
ブーンはここまで来たら余裕だと思った
( ^ω^)「もう余裕だお。これからは歩くお」
32 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/03/29(水) 11:56:24.72 ID:OI8qjTb20
ブーンはGPSが示す方向で歩いていった
街から少し離れたところに大統領の発信地
があった
だがそこに行ってみても何も無かった
空き地だった
( ^ω^)「おかしいな・・・」
空を見えげる。何も無い
下を見る。だが何も無い
33 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/03/29(水) 12:02:47.68 ID:OI8qjTb20
ブーンは大佐と連絡をとることにした
ピピピ
(´・ω・`)「なんだい?」
( ^ω^)「発信地についたけどなにもないお」
大佐は困ったように唸った
小さな音でツンの声が入った
ξ゚听)ξ「地下じゃないの?」
( ^ω^)「おお!そうだお!恐らく地下だお!」
(´・ω・`)「とりあえず。地下への入り口を探してくれ。サングラスをかけている奴が2人以上いたら恐らくそこだ」
( ^ω^)「なんでだお?」
35 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/03/29(水) 12:26:54.19 ID:OI8qjTb20
(´・ω・`)「映画でよくあるじゃん」
ブーンとツンは黙った
( ^ω^)「まぁ探してみるお。オーバー」
ピ
ブーンは無線を切ると
前方にあった建物へと向かった
だが遠かった
( ^ω^)「まったく、北朝鮮は不便だお」
まずは建物の入り口付近の壁に張り付く
ゆっくりとドアを開けた
顔を半分だして中を確認したが誰もいなかった
36 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/03/29(水) 12:31:22.24 ID:OI8qjTb20
ブーンはボロボロの服を脱ぎ捨て市街地用の
迷彩服に着替えてハンドガン(M1911)
にサイレンサーをつける
ピピピ
( ^ω^)「大佐。これより侵入を開始する」
(´・ω・`)「わかった。幸運を祈る。デルタフォースのモットーを覚えているな?」
( ^ω^)「奇襲、速攻、勝利!」
(´・ω・`)「おk。なるべく見つからないようにな!」
( ^ω^)「ラジャー。I understand!」
ピ
ブーンは無線を切ってガバメントを構える
侵入を開始した
37 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/03/29(水) 12:34:47.60 ID:OI8qjTb20
ピ
ブーンは無線を切ってガバメントを構える
侵入を開始した
ブーンはゆっくりとドアから入っていった
敵はいない
右側にまたドアがあった
鍵がかかっているかチェックしたが
かかってなかった
そのドアもゆっくとドアを半分あけるそこから
部屋の中を覗いて敵がいないことを確認した
ドアを全部開けガバメントを構えながら入っていく
( ^ω^)「案外手薄だお。」
小さな声でつぶやいて
階段を下りていく
38 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/03/29(水) 12:38:00.42 ID:OI8qjTb20
すると広い廊下に出た
廊下の右のほうに監視カメラがある
ブーンは撃ち壊そうともしたが
それによってバレたらいけないので
見つからないように
右側の壁に張り付き
うまくやり過ごして次へと向かった
奥に進んでいくと分かれ道になっていた
右か左か
大統領の発信地は左のほうだった
40 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/03/29(水) 12:42:38.73 ID:OI8qjTb20
( ^ω^)「左に行くか・・・・もし違ったら戻ればいいおw」
ブーンは大佐から言われたサングラスの男2人というのを忘れていた
どこにもいなかったので恐らく休憩だったのだろう
と軽く考えていた
ブーンは左側の壁に張り付き、
まずは右側の廊下の安全を確認した
そして左側の廊下を覗く
するとサングラスをかけた2人組みがこちらに歩いてきていた
41 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/03/29(水) 12:47:58.84 ID:OI8qjTb20
( ^ω^)「やばいお。殺すのはやめておいたほうがいい気がするお。」
そういってブーンはバックパックから
スタングレネードを取り出してピンを抜いた
心の中で2秒数えて
サングラス野郎のほうへ投げつける
サングラス1「?」
サングラス2「まずい!」
ぱん!!
ブーンが再び覗いたときには
男たちは目と耳を押さえて
フラフラしていた
ブーンはまずサングラス1の顎にチンジャブ(顎を掌底で突き上げる技)
をかます
42 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/03/29(水) 12:51:17.09 ID:OI8qjTb20
サングラス1の腹が無防備になったところに
膝蹴りをあてる
サングラス2はまだ目と耳が治っていない
スタングレネードにより耳がキーーーーーンとなっているのだろう
意外とこの状態はつらい
サングラス1が膝蹴りよって地面に倒れた
次は左にいたサングラス2の胸を蹴り込む
サングラス2は壁にぶつかり
反動で後頭部を打った
そのまま気を失ってたおれた
ブーンはこの二人が起きる前に
先へと進むことにした
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