こんばんは。今月は我が家にとってはとてもとても軽々しく楽しい気持ちばかりでは過ごしきれない月でした。それは運命月だから。大切な我が家の長男坊えいたんの命日、さあこのお誕生日が同時にやって来る月だからです。とてもとても大事で、家族にとっては笑い話だけではすませられない日。いつまでもあの日の空気を、悲しみを、痛みを…ママは忘れることなんてできません。記憶が、薄らいだりすることなんて許されないです。
えいたんを失ったあの時の悲しみ、冷たさ、言葉では表しきれない記憶を…辛くても、持ち続けられることはえいたんの生きていてくれたことの証明だし事実です。命を失って、保険証や…いろんなものは回収されてなかったことのようにされてしまったけど、絶対に絶対にえいたんはいた。お腹の中で大切に大切に育てていたし生まれてきてくれたんです。おっぱいもいっぱいすってくれたしたくさん泣いてくれました。手術も頑張ったし、短かったけど退院して我が家に来てくれた。幸せでした。
えいたんを失った直後は旦那との気持ちの距離は更に広がってしまい温度差もありました。あっという間にいなくなってしまったえいたんだから旦那には幻のようでなかったことにできてしまえたのかな?男の人と女の人とでは色々と違うのかもしれません。短くてもママには本当に本当に愛おしく、絶対に絶対に存在したえいたんなんです!それからまたいろんなことがあって、やってきてくれたさあこ。えいたんの命日に生まれてきてくれたさあことえいたん、我が子達はみんなみんな運命でつながっているんです。みぃんな引き離してなんて考えられない。だから、忘れ去られてしまってるえいたんのことを我が家では普通に話すしおしゃべりに自然にでて来るんです、毎日のように。家の外の人の記憶には薄れていってもえいたんは、我が家にずっといる。ずっとずっと兄弟達が気にしているし、大好きを送ってるんです。とくに男同士でタンタはお兄ちゃんに会いたくって会いたくって仕方なかったみたい。一緒に男の子遊びできたら楽しかったものね。お兄ちゃんが大好きでお兄ちゃんはいつも憧れだもの。
さあこのお誕生日を祝うごとに、えいたんの存在もどんどんどんどん大きくなって、ママの中でお兄ちゃんになってきています。今ここにいてくれたら8歳か。最近ははたと夢にも出てきてくれなくなっちゃったけど元気かな?たまには会いたいんだけどな。
我が家の大事な運命月は続きます。今月が終われば3月。3月のお雛様のお節句はちいこのもう一つのお誕生日なんです。お腹に、ちいこがいることが分かった日。大切な大切な運命の日です。毎日毎日をかけがえなく、春に向かって我が家もゆっくり進んでいます。