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ありがとう

やっぱり眠れなかった
今、ろうそくを替えた所

約3年前位から悪性リンパ腫と戦ってた父
高齢の為、治療は出来なかった

ここ1年位は会う度、「苦しい」って言ってた
明け方「病院に連れて行って」って電話が来た時もあった

6月の半ば過ぎ、また苦しいって言って姉が病院に連れて行った

肺に水がたまってて1gも抜いた
心臓も肥大してて、おそらく転移もしてるみたいだった
2週間位入院した後、病院に居ても寝たきりになるから家でヤワヤワ動いて過ごす事になった
姉と私で様子を見に行ったりしてたが、退院からは、坂を転げ落ちる様に弱って行くのが分かった

殆ど寝てたし食も落ちた
思考力も落ちて携帯を使えず「壊れた」なんて言ってたりした

月曜日に仕事が終わると姉から電話が来た
換気扇を付けたままで、父が消そうとムリして転んだりしたら危ないからと消しに行ってくれって

父は寝てた
普段でも耳が聞こえないから私等が行っても気付かない

エアコンは付いてたけど、部屋は蒸し暑い気がした
動いてる人と寝てる人の体感温度は違うし、何よりリモコンが見当たらなかった
父が大事に持ってたのかも

何か後ろ髪引かれる想いだったが帰って来た

火曜日、姉が行くと部屋の入り口で倒れてて又、入院した

脱水と腎臓機能低下だった
水分は摂ろうとしてたみたいだけど殆どこぼしてたみたいだ

いろんな後悔が残る

もう一人では生活出来ないし、今の病院では長くは居られないから市外の病院の手続きを進めてた
そこも三ヶ月位しか居られないので、その後は違う市外のホスピス行く予定だった

姉は、そこまで持たないかもって言ってた

遠くに行くと思うと可哀相で
でも、どーする事も出来ないし

金曜日、姉が行ったが、すぐ目を閉じるって言ってた

土曜日、私が行ったら酸素吸入をしてたから驚いて、ナースステーションに行って事情を聞いた

食事が摂れないから薬も飲めず点滴にしたし、苦しいって言うので酸素マスクをしたと

父は苦しいそうに体で大きく呼吸をしてた
手を叩いて起こそうと思ったが起きなかったし、まさか逝くなんて思わないから寝かせてあげようなんて思いながら母の病院に向かった

虫の知らせ?
母が看護師さんに「おじいさんの所に連れて行ってくれ」って言った
今まで一度だってそんな事、言った事無かったのに

日曜日の明け方、姉から電話が来た
父の死はあっけなく信じられなかった

母みたいに何か措置をしたら生き返るんじゃないかと思ったけど

まだ、ピンと来ないな
顔もホント綺麗で寝てるみたいだし


母の病院の看護師さんは、母の願いを叶えてあげたいみたいで、私に電話してきた

事情を話すと余計に会わせてあげたいと言ってきた
その後も電話をくれて、車イスタクシーの予約をする様、いろいろ説明してくれた

母に報告に行ったが、なかなか言い出せなかった

「おじいさん、元気だか?」
「うん、元気だよ」

4回位同じ事を聞いて来る
息子にも何度も聞いてたらしい

これ以上はムリだと思い
私の方が苦しくなった

「今朝」
「今朝、おじいさん亡くなったよ」

大きく息を飲み込み口を開けたまま固まってた
しばらくすると

「ホントに?」

「ヤダいや〜」って泣き出した
私も看護師さんも貰い泣き

自分が死んだら父と同じお墓に入れてくれって

あんなに嫌がってたのに

離れた事によってイイ関係になれたね


身内だけで送り出します

私や孫やひ孫まで可愛がってくれてありがとう

とりあえず

またまた、来れてなかった
毎日毎日忙しくしてて、そろそろ記事を書こうかななんて思ってた矢先の事
今朝、父が旅立った
今日は息子と葬儀場に泊まり
疲れて眠いけど眠れない

又、近いうちに書きます
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