作 梶裕貴
河出書房新社


友人から初夏頃に借りた本をようやく読破出来ました。
声優の梶さんが、『14歳の世渡り術』というシリーズの中で書かれた本です。
シリーズの名の通り、作中では14歳の子たちに向けた読みやすい文章で書かれており、これからの将来に向けて、夢に向けて、背中を押すような感じで、梶さんの声優になるまでのこれまでが記されていました。
自分の中で梶さんをちゃんと認識したのは、おそらく夜桜四重奏の時だったかなと思います。なんて主人公声…!と思ったような(笑)
代永さんや他の先輩声優さんとの交流は普段は知らない範囲だったのでその辺りを知れて楽しかったですし、少年少女向けではありますが、自分のようなもう社会人何年目…?みたいな大人でもハッとするような部分もあって、他の職種ではありますが共通して求められるスキルや意識を考えさせられる一冊でした。
個人的には巻末にあった音響監督さんの文章が現場のリアル感が伝わってきた面白かったです!!めっちゃ怖そう!(笑)