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幻の49人目

AKBのメンバーたちは所属事務所がバラバラで、それぞれが1人のタレントとしても芸能活動を展開している。
ごくまれに48人全員でカメラの前に立つことがあるが、これは48人そろったときだけに起こる不思議な話だ。

48人で撮られた写真をよく見ると、49人写っている時があるという。

関係者がいるはずのない1人を調べてみると、どうやらAKBのオーディションで最終選考まで残りながら、交通事故で亡くなってしまった女の子だという。


紙をくれ

ある夕方の学校。
女子生徒がトイレに入った。

用を済ませて手を洗っていると個室から
「かみをくれ」
という声が聞こえてきた。

個室の方を振り返ると、ドアの下の隙間から手が出ている。
女子生徒は近くに置いてあったトイレットペーパーを取り、手渡してあげた。

すると再び「かみをくれ」と声がし、同じく隙間から手が出ている。
女子生徒はまたトイレットペーパーを手渡した。
何度か同じ事を繰り返し、手元にトイレットペーパーがなくなってしまった。


不審に思った女子生徒がドアをノックするが、返事は無い。
再び「かみをくれ」と声がする。
もうないわと返事をすると、

「このかみじゃない…お前の髪だ!」


声と共にドアの上から手が伸びてきて、女子生徒は髪を掴まれ個室に引きずり込まれてしまい、もう二度と戻ってくることはなかった。

私は誰でしょう

とある大学の試験。
試験時間が終わったにも関わらず、ある学生が書くことをやめず、延々と解答を続けていた。
何度か注意してもやめない学生に、怒った試験官は時間切れだと失格を言い渡した。

すると、学生は特に慌てる様子も無くこんなことを聞いてきた。
「ところであなたは僕の事を知ってますか?」

怒った試験官は「お前なんか知るものか!!」と答えた。

すると学生は「ならば!」と他の答案の中に自分の答案を混ぜ込み逃げ出していったという。


赤マント青マント

ある放課後、小学校の女子生徒が居残りをさせられていた。
校内に残っている人も少なく、ようやく居残りの勉強が終わった女子生徒はトイレに寄ってから帰ろうとしていた。

居残りをさせられていた教室からは一番近いのは、もう使う人も少なくなった古いトイレであったが、長い間トイレを我慢していた女子生徒は嫌々ながらもそこで用を足すことにした。

トイレに入ると、青白い顔の長身の男が立っていた。
驚いて声も出ない女子生徒に、男はこうたずねてきた。

「赤いマントと青いマントどっちが欲しい?」

女子生徒は恐怖のあまり声が出なかったが、声を振り絞って「赤いマント」と答えた。


その瞬間、男が持っていた大量のナイフが全身に突き刺さり、女子生徒の全身は鮮血で真っ赤になった。


そう。まさに赤いマントを羽織ったかのように。


******
赤いマントと言うと、ナイフが降ってきて全身に刺さる。
青いマントと言うと、全身血を吸い取られる。


クリスマスの夜

クリスマスの夜、とある家族に起こった出来事である。

その夜、家には母親と子供だけしかいなかった。
二人はプレゼントを持ってやって来るであろう、父親の帰りを待っていた。

しかし、父親はなかなか帰ってこない。
随分と夜がふけ、子供は眠ってしまった。
母親はなおも夫の帰りを待ち続けたが、結局その夜、父親が家に帰ってくることはなかった。

そしてそれから幾日かが経っても、父親は家に帰らなかった。
さすがにただ事ではないと思った母親は、警察に捜索願を提出した。

やがて家の中に、原因不明の異臭が立ち込めるようになった。
その臭いは、時間が経っても消えるどころかますますひどくなる。

そこでハウスクリーニングに依頼し、臭いの元になっていそうな場所を調べ、原因を取り除くことにした。

やがて、臭いの発生場所がわかった。
そのひどい臭いは、暖炉の上、煙突の中から発生している。

不審に思ったハウスクリーナーが、煙突の上の方をつつくと、何かが詰まっている。
今度はその詰まりを取り除こうと、少し乱暴にその何かを突くと、ドサッという音と共にそれが暖炉に落ちてきた。

それは、サンタクロースの格好をした、一家の父親の死体であった。

姿を消したクリスマスの夜、彼はプレゼントを抱え、サンタクロースの格好をして煙突から現れようとしたのだが、その途中で首の骨を折り、そのままずっと煙突の中に取り残されていたのだった。
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