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non.

恐らく初めての体験だったかも知れない。

今まで何人かの肌を傷つけてきたものの
自分のメンタルが持っていかれるまでには至っていなかった。



酷く興奮していたかと問われればそういう訳でもなく
かと言って相手への気遣いをしていなかった訳でもない。

お互いの限界を見極めることを
少しだけ知れたような気がした。



ただ痛いだけの行為を
それも他者から与えられていることなのに
何故好き好んで自ら欲しがるのか?
何故そこまで耐えられるのか。
等と考えていたら泣けてきたよ。


痛みよりも恐怖が勝った
その言葉を聞いて酷く安心した自分がいた。

non.



女性の身体を傷つける時
愛する彼女を抱く時

そこに私はいない。
意識が完全にぶっ飛んでしまっている。
ただそうした自己を認識できているので、どちらかと言えばもう1人の自分が俯瞰しているようなイメージだ。


抱いてる時の女性はただひたすらに愛おしく感じる。
対して、何かで傷つけている時の女性は
可哀想でいじらしくなる。

傷つけて叫ぶ。暴れる。
もっと欲しいと駄々をこねる子もいる。
もちろん痛みが苦手な子も中にはいるから、やり過ぎないように時には自制もするが
やめてくださいと懇願されるとどうしたものか、可哀想で可愛くて、やっぱり傷つけたくなってしまう。

どの子も私にとっては一番よ。





彼女を傷つける趣味はないが(少なくとも今までは)
今後そういった女性と恋愛関係になった時、私は人間ではなくなってしまうかも知れない。


この世界に足を踏み入れる前
きっと戻れなくなるだろうと考えていた。
そこから数年が経ち、やはり私の思った通りだった。
それが良いのか悪いのかは知らない。
後悔はしていない。
どのみち元々持っていたものでもあるし、いつかはそっちの世界に行くのだろうとも思っていた。
普通のセックスはし過ぎて飽きていたしね。




他者の身体を傷つけるということ。
ある意味ノーマルな性行為の何倍も責任は重い。
でもそこにはノーマルなセックスでは絶対に得られない快感や興奮、感動すらある。

行為そのものも当然好きだけど、自分自身、或いは相手の心の動きに惹かれるんだろうと思う。



もっと鳴いて、叫んで。

貴女の欲しいものを教えて欲しい。

don't


愛したいの、ただあなたを。



いつからか、人に対しての好きという感情が私の中から消えてしまった。
そんな感情などなくてもセックスはできる。
寧ろそんな厄介な感情や事情を含まない方が、深く愛せる。

たった数時間の間、あたしはありとあらゆる思考を巡らせ、目の前にいる君をどう愛せるかに心血を注ぐ。

決して言葉にはしない。

ちょっと笑ったりして、急に冷たい眼差しになったり、驚いた顔をしたり。

もっと愛してあげるから、可愛い声を聞かせて欲しい。

急かさないのよ。
触れた舌も、指先も、何もかも急がなくていい。



生ぬるい海中にいるような、そんな感覚を味わって欲しい。

god.





どこかで自分を救わなければならない。
今こうしている間にも深い哀しみは続いている。
その事実から目を背けてはならないし、
背けたくないんだろう。




昔通院していた病院の主治医からは
目を逸らせと忠告を受けていた。
何故なら僕は、完璧なまでにどっぷりと
被害者や加害者の心情やバックグラウンドに浸かってしまうから。
一度片脚を突っ込んでしまえば戻ってくるまでのスパンは長く、酷い時には仕事をしながらもずっと頭から離れないままだった。

そんなことを続けていれば誰だって壊れる。
元来患っていた鬱病は日増しに悪化していき、仕事にも支障をきたすようになった。



それでも主治医の忠告を、僕は一切聞かなかった。
聞かずに今まできたけど、日常に支障をきたすことはなくなったから結果的に間違いではなかったと考えている。

結局、何をしてもしなくても悪化する時はする。



哀しみ、苦しみ、憎しみ、怒り。
幸福とはまるで正反対の感情でも、目を背ければその瞬間に僕は僕ではなくなってしまう。
その事実を理解するまでにそう時間はかからなかった。
誰に理解して欲しくもないし、僕は別段、不幸自慢をするような人間でもない。

誰だって何かを背負って生きている。

他者と比べるという意味ではなく、そもそも人間なんてそんな生き物だろう。
だからと言って、他者を妬んだり攻撃するような人間ではいたくない。

そんな自分は美しくない。

だから僕が汚い、醜いと判断した人間は片っ端から捨てるし、その場からさっさと離れる。
例え相手が僕に好意を抱いていたとしてもだ。
そんな連中は僕の傍には置いておけないし、必要ない。
多少使えそうかも知れないと思える相手であっても最終的には僕のフォルダから削除される。



美しいものとの共存は容易いものではない。
そのことに気づけない馬鹿が嫌いなんだろう。

i.




君が望んでいたものはなんだ。
それは僕の中にはあるのか?と問いたい。
恐らく私の中にはない感覚だよね、ソレって。

私が他者を愛するとき
どちらかと言えば男性脳で相手を見ている。
かと言って男特有のだらしなさ、は残念ながら持ち合わせていない。

だがしかし、ある程度仕方のない性分だと諦めている。きっと永遠に理解はできないが。
それが本能レベルの話なら、女は怒り狂ったところでただ疲れるだけ。
それ以外の部分で相手から搾取すればいい。


だらしのなさ、ではなく
配偶者や恋人からその対象として見られなかった場合は話が変わってくる。
男女共に、自信を失くすのは当然のこと。

すぐ傍に大事にすべき存在があるにも関わらず、愛せないというのは
相手に失礼だし、愛を冒涜しているに過ぎない。
大人だからね、それぞれ事情はあるんでしょうけど、言い訳がましい理由ならわざわざ言葉にする必要はない。

さっさと関係を解消するなり
他所でパートナーを作って自信を取り戻すなりした方がお互いのためになるのでは。



あたしは君を愛しているから、君は何処へ行っても大丈夫よ。