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No.1「囁く般若仮面」

犠牲者・15名(内6名昏睡状態)
当館保管日・1■■3年08月11日
当時の天気・小雨
保管場・第肆収集保管室

【報告】
故・鷹野矢恵(タカノヤエ)元第弐保管官員
(当時■■歳)により当館へ持ち込み。
世にも珍しい頬笑む般若仮面であり、嘘を好むとの報告あり。
嘘を餌に頬笑み、真実を嫌い怒りの仮面になる。
一度はめると7日取れずその7日間は決して真実を囁いてはいけない。
嘘を囁き続けなければ決して外れることがなく精神を汚染されてしまう。
真実を囁いてしまった6名は今なお(現1■■9年02月19日)昏睡状態である。
また、助かった者も社会的復帰が難しい程、人間関係が■■■■たとの事。

これを起源に当館への■府から■■が可決。
また、大量の異質禁忌書図が当館へ運ばれた為
報告書を作成し管理共有する。


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No.2「血濡れの櫛」

犠牲者・7名(全死亡)
当館保管日・20■■年12月24日
当時の天気・雪
保管場・==訂正==第壱収集保管室

【報告】
笹野刀夜(ササノトウヤ)現第壱保管長官。
(当時■■歳)により回収。
人を惹き寄せる櫛。
リサイクルショップ等で販売されていた木製の櫛、取っ手部分は美しく彫らせた勿■草が現れており全体は真っ白な白樺?(素材は木のはずだが種類は特定不可能)のようだ。
また、これを購入するのは■■代の女性が多く
使用する度に必要以上に髪を通してしまう。
それは度々数が増え、最後は■皮が剥■れ頭蓋■を■り脳ま■■してしまい死亡。
死亡までの期間が長く、また死亡後は■然と櫛だけが無■なり───────

(赤黒い汚れにより解読不可)


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No.3「あーした天気になーぁれ」

犠牲者・約1億1千万名(内1,600万名依存状態)
当館保管日・19■7年10月13日
当時の天気・晴天
保管場・第拾収集保管室

【報告】
一般人(以下A)からの持ち込みにより保管。
真っ白で汚れのない上品な女性物の靴。

国内で突如始まったそれは瞬く間に感染し、人々の手により汚され始めた靴。
Aはそれの感染を恐れ、命の次に大事だという靴を持ち込み、保管依頼を出した。

それの感染事態は
命を脅かすものではない。
一種の遊びのようだ。
しかし、依存者の中ではそれをしなければ1日を始められない者もいるとの事。

またAの持ち込み以降、感染した靴を持ち込めると噂が広がりAの手により度々、収集された靴が持ち込まれる。







(19■■年02月19日)
収集された靴が度々紛失する事件が発生。
原因を追求中。
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